チェロキー
・ヒーターバルブ取り付け
・エアコンスイッチ取り付け
・風量ファンスイッチ取り付け
・内気、外気切り替えバルブ取り付け
チェロキーを買った当初から気に入らなかったことがあります。
それは、
エアコンを使っても冷たい風が出てこない(−_−)
吹き出し口切り替えで強制的にエアコンが入ってしまう(−_−)
風量ファンの停止は、切り替えレバーを右端にやらなければ止まらない(−_−)
吹き出し口切り替えで強制的に内気、外気に入ってしまう(−_−)
以上のことを一気に解決するべく、以下の作業をしました。
まずは「エアコンを使っても冷たい風が出てこない」対策。
クライスラーのディーラーにて、本国仕様のヒーターバルブを購入。5,000円位でした。
ホームセンターでホースバンドx4、ピスコの継手(穴径φ4mm)、ピスコのチューブ(φ4mm)を購入。
作業はオーディオ、エアコンコントロールパネルなどを外します。
画像ではインパネはそのままですが、実際の作業ではインパネを外しました。
インパネを外すのはかなり面倒でした。
ヒーターバルブは負圧でコントロールしています。
1番の黒いチューブを分岐させて、2番の穴に入れます。
T字の継手も画像にありますが、これは内外気、切り替えスイッチ用です。
そして3番の穴にもチューブを入れてヒーターバルブに繋ぎます。
2番、3番の穴にチューブを入れても抜けやすいので注意して下さい。
純正のチューブは接着してあるのかなぁ(?)



温度調節のレバーを高温側にすればバルブが開きます。
ヒーターホースを切断する前に、テストで動作確認をした方が良いです。
矢印はクーラントの流れです。
赤枠はバルブが開いている状態です。


温度調節のレバーを低温側にすればバルブが閉じます。
正確にはバルブが切り替わり、クーラントの流れが変わるということです。
矢印はクーラントの流れです。
室内には流れていきません。
赤枠はバルブが閉じている状態です。


テスト後にヒーターホースを切断してヒーターバルブを取り付け、
チューブの配管もして完了です。
エンジン側チューブの取り回しをした画像です。

使用品
ヒーターバルブ、ホースバンドx4、ピスコ継手、ピスコチューブ、ドライバー、ニッパー
作業時間
約2時間
必要スキル
どうしても我慢出来ない人
次は「吹き出し口切り替えで強制的にエアコンが入ってしまう」と
「風量ファンの停止は、切り替えレバーを右端にやらなければ止まらない」対策
まずは配線調べ。
ヘインズのマニュアルを持っているのでそれを参考にしました。
とは言っても詳しくは、わからないので実際にエアコンを動かしてテスターで調べました。
黄緑の線2本がエアコンの配線、黄色/黒の線が風量ファンの配線でした。
黒/オレンジは何なのか忘れてしまいました。画像ではギボシ端子でつないでありますが、
ここの配線はそのままでも良いです。
次に材料を調達。
エーモンのリレー(MAX360W(30A))x2個、エーモンのロッカスイッチx2個
エアコンとファンの消費電力はわかりませんでしたが、とりあえず容量の大きい物を使いました(テキトー)
後でディーラーの方に聞きましたら、容量は足りるようでした。
端子などは持っていた物を使いました。
材料が揃いましたら、配線加工に移ります。
バッテリー端子プラス、マイナス両方を外します。
オーディオ、エアコンコントロールパネルなどを外します。
画像ではインパネはそのままですが、実際の作業ではインパネを外しました。
インパネを外すのはかなり面倒でした。
次に配線をカット。元に戻せるようにカットした部分両方に端子を付けます。
黄緑の1番、2番の配線は2in1outの端子につないでリレーまで配線をつなぎます。
outの配線は容量に余裕を持たせる為、太い配線を使います。
黄色/黒の3番の配線はそのままリレーに配線をつなぎます。
次はリレーとスイッチの配線をつなぎます。
リレーの電源はバッテリーに直付け、スイッチの電源はシガーライターの配線を使いました。
4、5、6番の端子は純正仕様に戻したい時に使います。


リレーにつなげた画像です。
配線だらけでごちゃごちゃしてます。

スイッチを付けた場所はインパネのもったいない(無駄な)
スペース(別に左右対称に作らなくてもいいのに・・・)を使用。
スイッチはONで緑、OFFでオレンジ色になるので使いやすいです。
左がエアコン、右が風量ファンのスイッチです。
当時はこのスイッチはありましたが2010年現在は発売されてません。
ちなみに下にある切り替えバルブは内外気、切り替えバルブです。
インパネ等を戻して完成です。

スイッチ取り付け後
自分好みでエアコン、風量ファンのON、OFFが出来るのでとても使いやすくなりました。
(やっと普通(?)の状態になりました)
使用品
エーモンのリレー(MAX360W(30A))x2個、エーモンのロッカスイッチx2個
端子、配線、テスター、ドライバー、ニッパー、スパナ、圧着工具
作業時間
約4時間
必要スキル
この状態がどうしても我慢ならない(許せない)人
電気配線が分かる人
次は「吹き出し口切り替えで強制的に内気、外気に入ってしまう」対策です。
材料はピスコ残圧を抜く機能が付いたバルブ、
ピスコの継手(穴径φ4mm)I型x2、T字型x1、ピスコのチューブ(φ4mm)、
栓(φ4mm)です。
オーディオ、エアコンコントロールパネルなどを外します。
画像ではインパネはそのままですが、実際の作業ではインパネを外しました。
インパネを外すのはかなり面倒でした。
内気、外気スイッチも負圧でコントロールしています。
1番の黒いチューブを分岐させて内気、外気切り替えバルブへつなぎます。
T字の継手も画像にありますが、2番のチューブはヒーターバルブ用です。


T字型の継手からバルブのIN側へつなぎます。
そしてOUT側から内外気切り替えのアクチュエータにつなぎます。
画像ではわかりませんがバルブにはINとOUTの方向があります。
切り替えバルブはインパネの空きスペースに付けました。
バルブは接着剤で固定しました。
バルブはピスコの残圧抜き機能が付いたバルブです。
残圧が抜けなければ内外気が切り替わりませんの注意が必要です。

助手席側にアクチュエータがあります。
アクチュエータにつながっているオレンジのチューブをカットします。
OUT側から出したピスコチューブを内外気切り替えのアクチュエータにつなぎます。
純正のオレンジのチューブはピスコの継手と栓で塞いでおきます。


外気状態(上)と内気状態(下)です。
インパネ等を戻して完成です。


バルブ取り付け後
自分好みで内気、外気の切り替えが出来るのでとても使いやすくなりました。
(ここもやっと普通(?)の状態になりました)
使用品
ピスコの残圧を抜く機能が付いたバルブ(穴径φ4mm)
ピスコの継手(穴径φ4mm)I型x2、T字型x1
ピスコのチューブ(φ4mm)、栓(φ4mm)
ドライバー、ニッパー
作業時間
約2時間
必要スキル
この状態がどうしても我慢ならない(許せない)人
チェロキー top
LED top
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参考にする場合は自己責任でお願いします。